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蔦温泉 (注)大音量のBGMが鳴り響くので職場などで開くのは非常に危険
南八甲田連山の東山麓に位置する、湿原や森林に囲まれた風光明媚な一軒宿。生涯を旅に生き、日本各地から朝鮮半島・満蒙まで広く足跡を印した明治・大正期の漂泊の文人・大町桂月が最も愛し、永住を決意して間もなく酒害のために病没した地がこの蔦温泉。現在とは比較にならないほど自然が豊かな時代に各地を旅した知識人が最もツボに入った温泉なんだから昔から本当にいい所だったんでしょう。今なお、かなりの激渋ぶりを見せている。 |
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蔦温泉全景 |
激渋の佇まいの玄関 |
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蔦沼・ムッ!?見覚えが・・・という方が何人かいる写真 |
蔦沼付近の湿原に咲く水芭蕉 |
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酸ヶ湯
昭和29年に国民保養温泉の指定第1号を受けたという八甲田山中の巨大な一軒宿。八甲田の山スキーのベースとしての抜群の立地と湯治宿独特の渋い雰囲気は格別で、スキー客と湯治客が中心になる積雪期には、大型観光バス連なる夏場とは全く趣の異なる秘湯本来の表情を見せてくれる。名物のヒバ千人風呂は撮影禁止なので公式サイトの「湯治のしおり」を参照してください。 |
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酸ヶ湯全景・写真右後方の山は八甲田山の主峰の大岳 |
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山スキーのハイライト・湯坂の上から酸ヶ湯を望む |
酸ヶ湯の名物だった八甲田の仙人・鹿内辰五郎の看板 |
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酸ヶ湯の玄関先 |
ロビーにある棟方志功の書 |
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酸ヶ湯・自炊棟
青森駅前の市場団地で安くて新鮮な魚介類を買出し、関東周辺では到底味わえない深いパウダースノーを蹴立てて樹氷の合間を滑る八甲田ならではのスキーを満喫。酸ヶ湯にチェックインして千人風呂で冷えた体を温めてひと心地ついた後は、市場で買い出して来た新鮮な食材で作った鍋を囲んで一杯やる(私は飲めないんだけど)。これぞ本物のリゾートというものだと思う。ただ、一緒に行った人たちの悪酔いの仕方は一杯やるなんていうキレイな物ではなかった。 |
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青森駅前の市場団地で自炊用の買出し |
海産物が豊富・時期的に野菜が少なかった |
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スキーの後っていう風情が漂ってます |
窓の外は4mくらいの雪の壁 |
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自炊棟の炊事場 |
シラフの私を置き去りにディープに泥酔して行く方々 |
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田代平温泉
廃業した温泉跡。宿があったと思われる付近にある源泉の矢倉からはお湯が間欠的にゴボゴボと噴き出している。少し離れた別の所にある小屋の湯は地元有志が管理しているとのことで、いつ行ってもキレイになっている。帰る時にはマナーとして備品のデッキブラシで洗い場の掃除のひとつもしておきたい。 |
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源泉・矢倉から間欠的に湯が噴き出している |
「此の度都合により当分の間休業致します」という看板 |
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別の場所にある温泉小屋 |
いつ行ってもキレイに管理されている様子 |
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温泉に浸かりながら外を眺める |
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