栃木県/那須の温泉
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殺生石 那須湯本温泉の源泉がある湯川の源頭部に位置する、九尾の狐伝説で有名な名勝地。「殺生石」と書かれた標柱の周りには同じくらいの大きさの岩がゴロゴロ転がっていて、「えっ…?殺生石って、どの石のこと??」という感じがするのだが、どうやら「殺生石」とはある特定の岩があるわけではなくて、標柱がある付近の植生のない山肌一帯のことを指すらしい。 |
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賽の河原の下部より・一番奥が殺生石 | 九尾の狐伝説で有名な殺生石(って、どれ??) |
賽の河原の上部より・中央の建物付近が駐車場 | 千体地蔵 |
湯本温泉源 鹿の湯のちょっと上流の湯川沿いに「那須町天然記念物・湯本温泉源」という石碑が立っていて、付近の河床には、何ヶ所か源泉の施設らしき小屋が見られる。 |
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那須湯本温泉の源泉を示す石碑 | 源泉付近から上流・橋の向こうの裸岩が殺生石 |
元湯・鹿の湯 湯本温泉源の直下の川沿いに位置する、約1300年前の7世紀前半の開湯という古い歴史がある共同浴場。パンフレットの記述によると、建物は明治時代、玄関は大正時代に建てられたそうで、実に渋い鄙びのオーラを放っている。玄関から渡り廊下で川を渡った建物が浴舎で浴槽が6つあり、入り口手前から41,42,43,44,46,48℃に分かれていて、好みの温度を選択できる。一番奥の48℃は入っている人も少なく、すいているのだが、昔懐かしいガンバルマンの熱湯風呂ってこんな感じ??!ってくらい熱い。湯治場らしい激渋の雰囲気と、硫黄臭の強い白濁した濁り湯とが相まって、いかにも効能が強そうな感じの温泉。 |
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鹿の湯・入り口付近 | 対岸の温泉棟には渡り廊下がかかっている |
温泉棟 | 湯治場の雰囲気満点・激渋の浴室 |
北温泉旅館 山奥のどん詰まりの駐車場から山道を徒歩で約5〜6分ほど下った谷間にある超激渋の一軒宿。江戸・明治・昭和の各時代の建物を、迷路みたいに入りくんだ薄暗い通路でつないだ館内は、ある意味「千と千尋」の「油屋」にも通底するような不思議な異空間を形成していて、玄関に入った瞬間から独特の雰囲気にかなりやられた。豊富な湯量にモノを言わせ「天狗の湯」「打たせ湯」「河原の湯(満点星の湯)」「外湯(相の湯)」「芽の湯(女湯)」「家族の湯」「泳ぎ湯(温泉プール)」とバラエティー豊かな湯舟が揃っていて、いわば激渋温泉のテーマパークといった様相を呈しており、ここのお湯を一通り制覇するだけで、けっこうハードな温泉巡り?を堪能できる。 |
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山道の途中から全景を俯瞰 | 正面から・とても関東にあるとは思えない程の渋さ |
天狗の湯 北温泉を代表する湯舟の一つ。壁の3面に大・中・小の天狗の面が掛けられている。 |
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天狗の面が渋くてイイ味出している | ランプを利用した電灯も雰囲気がある |
打たせ湯 天井のパイプからドバドバとかなりの勢いで温泉が噴射されている。 |
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左の建物の中が「うたせ湯」 | パイプからドバドバと温泉を噴射 |
河原の湯(満点の星の湯) 余笹川に面したやや新しい感じの露天風呂。北温泉で唯一残念なのがここの背後に聳える巨大堰堤群で、景観も風情もすべてぶちこわし。国交省のやることは全く無粋で困る。 |
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背後に巨大なコンクリートの堰堤群が聳えている | 川沿いではあるが「河原」ではない |
外湯(相の湯) 泳ぎ湯の横にある外湯。やや小さめのコンクリート浴槽がある。 |
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外湯・外観 | 3〜4人が入れるコンクリート浴槽がある |
泳ぎ湯(温泉プール) 15m×10mの広さがある温泉プール。やや浅めなので、平泳ぎすると、つま先をこすって足のツメをやられそうで恐いが、クロールならば全然普通に泳げる。プールなので、誰憚ることなく温泉で泳げるのがいい。 |
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外湯の横から泳ぎ湯全景 | すっかりご満悦で泳ぎ回るS川 |
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