|
|
川を挟んで写真向かって左が公衆浴場、右の露天風呂が薬研の湯 |
湯西川温泉・公衆浴場
平家の落人伝説で知られる湯西川温泉の地名の由来となった湯西川に掛かる湯前橋という歩道専用橋のたもとにある、料金箱方式の共同浴場。内部は脱衣所と浴槽が一つあるだけで、たぶん混浴。大きい開放的な窓が渓流に面していてロケーションも良く、岩をくりぬいて一部をコンクリートで補っただけのような感じの浴槽も実に激渋。湯温はタオルで土手を作って水のホースからの流入量を変えて調節する。長湯ができる適温のお湯で、非常に気持ちよかった。 |
|
|
川に面して建っているというロケーション |
内部・脱衣所と混浴?の浴槽がひとつあるだけ |
|
|
組合員以外は200円以上の寄付という方式 |
料金箱 |
薬研の湯(対岸にある露天風呂)
上記の公衆浴場と川を挟んで対岸にある露天風呂。対岸(公衆浴場側)にある金井旅館が清掃管理していて、24時間無料開放されているとのこと。自然の岩の窪みを利用してコンクリートで成形したような作りの浴槽は、橋の上から見ると湯舟の中央部が細長く窪んでいて、ちょうど漢方薬等を挽くのに使う「薬研(やげん)」のような形状をしている。誠に開放感溢れるロケーションだが、脱衣所もなく、上からも横からもほぼ全方向から丸見えな上、日中は、アベックや家族連れ、ライダー達が入れ替わり立ち替わりやってきては「足湯」として利用していて、とても入浴できるような状況ではなかったので、翌朝早く人通りのない時間帯を狙って入浴を果たした。渓流のせせらぎに耳を傾け、平家落人の里を感じさせる宿を望みながら浸かった超適温の湯舟は満点の旅情だった。 |
|
|
公衆浴場の窓から薬研の湯を望む |
橋の上から俯瞰・「薬研」のような形状をしている |
|
|
翌朝・人通りのない早朝の時間帯を狙って入浴 |
趣のある宿と渓流を望む・旅情抜群 |
|